DEXCS2017 for OpenFOAM(R) リリースノート

ダウンロードはこちら(2017/10/6よりOK)

不具合・更新情報



DEXCS for OpenFOAM(R) は、OpenFOAMと、これをより簡単・高度に活用できるようにする為の様々なツールをすべてインストール済のオール・イン・ワンパッケージで、誰でも(と言ってもCAEに無縁の人は対象外ですが・・・)簡単・即使えるようにしたマシンイメージ(isoファイル)です。

 

詳しくはこちら

DEXCSランチャーのヘルプメニューからも参照できます

DEXCS2017では、

  • ベースOSはLinux Mint 18 Xfce (LTS)
    • Mint 18 も Cinnamon⇒MATE⇒Xfce と試行の結果、これ(Xfce)が最も相性良さそうでした。
    • OSアップデートはしておりません。後述のWinkチュートリアルがFireFoxでの表示に不具合が生じる為。

OSアップデートを普通に実施すると、Winkチュートリアルを参照できなくなります。多分、FireFoxのアップデートを除外すれば大丈夫だとは思いますが確認していません。なお、Winkチュートリアルを参照できなくなった場合にも、Web版では参照可能です。

セキュリティの観点から、OSアップデートはした方が良いと思いますが、上記を読んで自己責任で実施して下さい。

  • OpenFOAMやその他の組み込みツールのヴァージョンアップに対応
    • OpenFOAM-v1706
    • cfMesh v1.1.2

(但し、cfMeshはOpenFOAM-4.x上で動作します。リリース時点で、cfMeshをOpenFOAM-v1706上でコンパイル出来なかった為)

    • pyFoam は、OpenFOAM-v1706への対応はアナウンスされておりません。DEXCSランチャーやTreeFoamで使っている機能(pyFoamPlotWatcher.pyやFoamCleaCase.pyなど)についてのみ動作確認しており、その他の機能については動作未確認です。
  • DEXCS2011から搭載するようになった中級者向けツール(TreeFoam)の機能強化を図りました。
    • FOCUSスパコン以外のサーバーでの作業もチャチャッと出来るようになりました。但し、個別のユーザー毎のカスタマイズは必要で、設定方法はこちら左記リンクは旧ヴァージョン用で本ヴァージョン用は工事中)を参照下さい。
  • FreeCADマクロ(cfMesh用簡単設定ツール)を、より使い易くしました。2016年6月のオープンCAE学会総会付帯講習会にてお披露目したものです。
  • DEXCS2016より収録を再開したHELYX-OSですが、snappyHexMeshメッシュ作成、ソルバーではsimpleFoamが動作することは確認できています。
  • swak4Foam とDAKOTA(最適化ツール)の搭載は見送りました。
    • swak4FoamはOpenFOAM-v1706上でコンパイル出来なかったことが主原因ですが、よく使っていた機能の多くがOpenFOAM本体にて実現できるようになってきたという理由もあります。
    • DAKOTAは、先の記事に示した通り同梱も可能でしたが、GUIの使い方に十分な知識が必要になるので、不特定多数への配布は困難と考えました。DAKOTA有識者は、先の記事を参考に自身でインストールして使ってみて下さい。
  • なお、DEXCS2012までは、32/64bit版がありましたが、DEXCS2013からは、64bit版のみです。
  • DEXCSランチャー等を含むDEXCSフォルダを、従来デスクトップ上に配置していたものを、本ヴァージョンより、/opt/下に変更しました(パッケージ化を狙ってますが、まだ出来ていません)。

 

インストールと利用法

詳しくはこちら(日本語と英語の切り替え方法も含む)


マシンイメージなので、DVDにイメージ書き込みすれば、DVDから起動してそのまま利用することができます。 (DEXCS初体験の人はこのライブDVDとして「まずは使ってみる」方法をお薦めします。)

  • 起動後にインストール機能により、HDD等に直接インストールできる上、使用するユーザー名等を選択することができます。
  • VMWare Playerや、VirtualBox等の仮想環境で起動して、仮想環境を作成することも簡単です。
  • VirtualBoxにインストールする方法は、書籍「OpenFOAMによる熱移動と流れの数値解析」の付録AにDEXCS2015について詳しく記されていますが、基本は同じです。また、DEXCS2011までは、”Guest Additions”が入っておりませんでしたが、DEXCS2016では導入済みなので、共有ファイルの設定など(インストール方法メモの25〜27ページ)も同様に実施可能です。
  • 国際化対応のレベルはDEXCS2015に同じ(英語版のみに対応)ですが、日本語⇆英語のベース環境切り替え方法が、DEXCS2015に比べやや煩雑になっています。(インストール方法メモの9〜15ページ)
  • 一部動作に不具合が確認されています(インストール方法メモの21ページ)。解決方法が見出だせませんでした。お判りの方、またこれ以外の不具合に気づかれた方はご連絡下さい。

同梱プログラム

その他のドキュメントについて

    • DEXCSランチャーのヘルプメニューを参照下さい。
      • 本当に初めて使う人は、「ランチャーの使い方」-「まずは使ってみる」(本記事、冒頭の約10分間アニメーション)をご覧下さい。
      • 「ランチャーの使い方」-「形状作成」にて、FreeCADの使い方を概略説明しています。
      • 「ランチャーの使い方」-「メッシュ」にて、FreeCADマクロで起動される表形式のGUIの使い方と、cfMesh作成に必要なパラメタの概要を説明しています。
      • 「ランチャーの使い方」-「計算実行」「結果処理」を理解できるようになると、OpenFOAMの基本的なファイル構造を理解できたことにもなります。
      • 以上は動画チュートリアルになっていますが、「フラッシュプレーヤー」を変更して参照することを強くお勧めします。変更方法は、最下段の「フラッシュプレーヤーの変更方法」をご覧ください。
    • Blender⇒SwiftツールをDEXCSランチャーから使用することはなくなりましたが、ツールそのものは使用可能で、メッシュ作成用のテンプレートフォルダもBlenderモデルと併せて同梱してあります(/opt/DEXCS/template/swift_dexcsMesh)。
    • Swiftツール使用法の詳細を知りたい方はDEXCS2013のリリースノートをご覧ください。
    • SLURMというリソースマネージャもインストールしてあり、サブミット用のサンプルスクリプトを含んだケースファイルも同梱してあります(/opt/DEXCS/template/slurm_damBreak)。コア数が4つのマシンであれば、以下のコマンドを、そのまま利用可能(のはず)です。
      • $ sbatch submit.sh  (ジョブサブミット)
      • $ squeue  (ジョブ確認)
      • $ scancel [jobID] (ジョブ停止)
      • コア数が4でないなどの環境で、バッチジョブがペンディング状態のまま実行出来ない場合は、デスクトップ上、DEXCS/launcherOpen/doc/slurm.pdf を参考に設定ファイル(slurm.conf)を変更して使用して下さい。 (設定方法はこちら
      • ジョブサブミット、ジョブ確認は、TreeFoamの十徳ナイフからも起動できます.
      • 上記を含めて、TreeFoamから起動する十徳ナイフのメニューに変更はありません。
    • JAVA gnuplot GUI の使用方法
    • TreeFoamの基本的な使い方はTreeFoamのヘルプメニューから、「使い方」を参照して下さい。
    • TreeFoamに関する情報は、DEXCS公式HPの AboutTreeFoamの記事にまとめてあります。
    • DEXCS2017に搭載のTreeFOAMは、+dexcsSwakとして、上記公式ページに掲載ヴァージョンに対して独自のカスタマイズが加えてあります。%e7%af%84%e5%9b%b2%e3%82%92%e9%81%b8%e6%8a%9e_612
    • また、これに関連し、一部の機能が無効になっています。%e7%af%84%e5%9b%b2%e3%82%92%e9%81%b8%e6%8a%9e_613

 

DEXCS2016 for OpenFOAM(R) リリースノート

ダウンロードはこちら

(2016/10/12公開)

不具合・更新情報はこちら



DEXCS for OpenFOAM(R) は、OpenFOAMと、これをより簡単・高度に活用できるようにする為の様々なツールをすべてインストール済のオール・イン・ワンパッケージで、誰でも(と言ってもCAEに無縁の人は対象外ですが・・・)簡単・即使えるようにしたマシンイメージ(isoファイル)です。

%e7%af%84%e5%9b%b2%e3%82%92%e9%81%b8%e6%8a%9e_606

詳しくはこちら

DEXCSランチャーのヘルプメニューからも参照できます

DEXCS2016では、

  • ベースOSはLinux Mint 18 Xfce (LTS)
    • Mint 18 も Cinnamon⇒MATE⇒Xfce と試行の結果、これ(Xfce)が最も相性良さそうでした。
  • OpenFOAMやその他の組み込みツールのヴァージョンアップに対応
    • OpenFOAM-4.x-be7fba6cff9b
    • cfMesh v1.1.1
  • DEXCS2011から搭載するようになった中級者向けツール(TreeFoam)の機能強化を図りました。
    • FOCUSスパコンでの作業もチャチャッと出来るようになりました。但し、個別のユーザー毎のカスタマイズは必要で、設定方法はこちらを参照下さい。
  • FreeCADマクロ(cfMesh用簡単設定ツール)を、より使い易くしました。
  • DEXCS2015では搭載を見送ったHelyx-OSですが、Helyx-OSも進化して使いやすくなったので復活させました。但し、Helyx-OSそのものがOpenFOAM-4.xに未対応のため、ソルバー起動は出来ません。DEXCSではsnappyHexMeshを作成する際のGUIツールとしての活用を推奨しています。

なお、DEXCS2012までは、32/64bit版がありましたが、DEXCS2013からは、64bit版のみです。

 

インストールと利用法

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詳しくはこちら


マシンイメージなので、DVDにイメージ書き込みすれば、DVDから起動してそのまま利用することができます。 (DEXCS初体験の人はこのライブDVDとして「まずは使ってみる」方法をお薦めします。)

  • 起動後にインストール機能により、HDD等に直接インストールできる上、使用するユーザー名等を選択することができます。
  • VMWare Playerや、VirtualBox等の仮想環境で起動して、仮想環境を作成することも簡単です。
  • VirtualBoxにインストールする方法は、書籍「OpenFOAMによる熱移動と流れの数値解析」の付録AにDEXCS2015について詳しく記されていますが、基本は同じです。また、DEXCS2011までは、”Guest Additions”が入っておりませんでしたが、DEXCS2016では導入済みなので、共有ファイルの設定なども同様に実施可能です。
  • 国際化対応のレベルはDEXCS2015に同じ(英語版のみに対応)ですが、日本語⇆英語のベース環境切り替え方法が、DEXCS2015に比べやや煩雑になっています。(インストール方法メモの9〜15ページ)
  • 一部動作に不具合が確認されています(インストール方法メモの21ページ)。解決方法が見出だせませんでした。お判りの方、またこれ以外の不具合に気づかれた方はご連絡下さい。

同梱プログラム

%e7%af%84%e5%9b%b2%e3%82%92%e9%81%b8%e6%8a%9e_567

その他のドキュメントについて

    • DEXCSランチャーのヘルプメニューを参照下さい。
      • 本当に初めて使う人は、「ランチャーの使い方」-「まずは使ってみる」をご覧下さい。
      • 「ランチャーの使い方」-「形状作成」にて、FreeCADの使い方を概略説明しています。
      • 「ランチャーの使い方」-「メッシュ」にて、FreeCADマクロで起動される表形式のGUIの使い方と、cfMesh作成に必要なパラメタの概要を説明しています。
      • 「ランチャーの使い方」-「計算実行」「結果処理」を理解できるようになると、OpenFOAMの基本的なファイル構造を理解できたことにもなります。
      • 以上は動画チュートリアルになっていますが、「フラッシュプレーヤー」を変更して参照することを強くお勧めします。変更方法は、最下段の「フラッシュプレーヤーの変更方法」をご覧ください。
    • Blender⇒SwiftツールをDEXCSランチャーから使用することはなくなりましたが、ツールそのものは使用可能で、メッシュ作成用のテンプレートフォルダもBlenderモデルと併せて同梱してあります(デスクトップ上:DEXCS/template/swift_dexcsMesh)。
    • Swiftツール使用法の詳細を知りたい方はDEXCS2013のリリースノートをご覧ください。
    • SLURMというリソースマネージャもインストールしてあり、サブミット用のサンプルスクリプトを含んだケースファイルも同梱してあります(デスクトップ上:DEXCS/template/slurm_damBreak)。コア数が4つのマシンであれば、以下のコマンドを、そのまま利用可能(のはず)です。
      • $ sbatch submit.sh  (ジョブサブミット)
      • $ squeue  (ジョブ確認)
      • $ scancel [jobID] (ジョブ停止)
    • コア数が4でないなどの環境で、バッチジョブがペンディング状態のまま実行出来ない場合は、デスクトップ上、DEXCS/launcherOpen/doc/slurm.pdf を参考に設定ファイル(slurm.conf)を変更して使用して下さい。
    • ジョブサブミット、ジョブ確認は、TreeFoamの十徳ナイフからも起動できます.
    • 上記を含めて、TreeFoamから起動する十徳ナイフのメニューに変更はありません。
    • JAVA gnuplot GUI の使用方法
    • TreeFoamの基本的な使い方はTreeFoamのヘルプメニューから、「使い方」を参照して下さい。(但し、DEXCS2015では最新版に対応した内容になっていましたが、リモートサーバー関連の最新情報までは反映されておりません。)
    • TreeFoamに関する情報は、DEXCS公式HPの AboutTreeFoamの記事にまとめてあります。
    • DEXCS2016に搭載のTreeFOAMは、+dexcsSwakとして、上記公式ページに掲載ヴァージョンに対して独自のカスタマイズが加えてあります。%e7%af%84%e5%9b%b2%e3%82%92%e9%81%b8%e6%8a%9e_612
    • また、これに関連し、一部の機能が無効になっています。%e7%af%84%e5%9b%b2%e3%82%92%e9%81%b8%e6%8a%9e_613

 

DEXCS2015 for OpenFOAM(R) リリースノート

ダウンロードはこちら

(2015/9/26公開)

DEXCS for OpenFOAM(R) は、OpenFOAMと、これをより簡単・高度に活用できるようにする為の様々なツールをすべてインストール済のオール・イン・ワンパッケージで、誰でも簡単・即使えるようにしたマシンイメージ(isoファイル)です。

範囲を選択_999(005)

詳しくはこちら

DEXCSランチャーのヘルプメニューからも参照できます

DEXCS2015では、

  • ベースOSはLinux Mint 17.1 Cinnamon No Codecs(LTS)
    • DEXCS2014ではやむ無くubuntu でしたが、Linux Mint に戻しました
    • 国際化にも対応しました。但し、ヘルプファイルは日本語のみ。
    • 2015/9/23 システムアップデート
  • OpenFOAMやその他の組み込みツールのヴァージョンアップに対応
  • DEXCS2011から搭載するようになった中級者向けツール(TreeFoam)の機能強化を図りました。
  • FreeCADマクロ(cfMesh用簡単設定ツール)を、より使い易くしました。

なお、DEXCS2012までは、32/64bit版がありましたが、DEXCS2013からは、64bit版のみです。

また、製作可能なisoイメージの最大容量の制限の関係上、今回はHelyx-OS と、OpenMDAOの搭載は見送る事としました。

 

インストールと利用法

範囲を選択_999(006)

詳しくはこちら


マシンイメージなので、DVDにイメージ書き込みすれば、DVDから起動してそのまま利用することができます。 (DEXCS初体験の人はこのライブDVDとして「まずは使ってみる」方法をお薦めします。)

  • 起動後にインストール機能により、HDD等に直接インストールできる上、使用するユーザー名等を選択することができます。
  • VMWare Playerや、VirtualBox等の仮想環境で起動して、仮想環境を作成することも簡単です。
  • 基本的に、DEXCS2011でやった方法と同じです.DEXCS2012,2013では、同じやり方が通用しない部分が一部ありましたが、それらの不具合はなくなりました。
  • VirtualBoxにインストールする方法は、こちらにDEXCS2013について詳しく記されていますが、基本は同じです。また、DEXCS2011までは、”Guest Additions”が入っておりませんでしたが、DEXCS2014では導入済みなので、共有ファイルの設定なども同様に実施可能です。

同梱プログラム

範囲を選択_999(007)

その他のドキュメントについて

    • DEXCSランチャーのヘルプメニューを参照下さい。
      • 本当に初めて使う人は、「ランチャーの使い方」-「まずは使ってみる」をご覧下さい。
      • 「ランチャーの使い方」-「形状作成」にて、FreeCADの使い方を概略説明しています。
      • 「ランチャーの使い方」-「メッシュ」にて、FreeCADマクロで起動される表形式のGUIの使い方と、cfMesh作成に必要なパラメタの概要を説明しています。
      • 「ランチャーの使い方」-「計算実行」「結果処理」を理解できるようになると、OpenFOAMの基本的なファイル構造を理解できたことにもなります。
      • 以上は動画チュートリアルになっていますが、「フラッシュプレーヤー」を変更して参照することを強くお勧めします。変更方法は、最下段の「フラッシュプレーヤーの変更方法」をご覧ください。
    • Blender⇒SwiftツールをDEXCSランチャーから使用することはなくなりましたが、ツールそのものは使用可能で、メッシュ作成用のテンプレートフォルダもBlenderモデルと併せて同梱してあります(デスクトップ上:DEXCS/template/swift_dexcsMesh)。
    • Swiftツールもヴァージョンアップして、出力ファイルの仕様が少々変更になっていますが、基本的な使用方法は変わっておりません。使用法の詳細を知りたい方はDEXCS2013のリリースノートをご覧ください。
    • SLURMというリソースマネージャもインストールしてあり、サブミット用のサンプルスクリプトを含んだケースファイルも同梱してあります(デスクトップ上:DEXCS/template/slurm_damBreak)。コア数が4つのマシンであれば、以下のコマンドを、そのまま利用可能(のはず)です。
      • $ sbatch submit.sh  (ジョブサブミット)
      • $ squeue  (ジョブ確認)
      • $ scancel [jobID] (ジョブ停止)
    • コア数が4でないなどの環境で、バッチジョブがペンディング状態のまま実行出来ない場合は、デスクトップ上、DEXCS/launcherOpen/doc/slurm.pdf を参考に設定ファイル(slurm.conf)を変更して使用して下さい。
    • ジョブサブミット、ジョブ確認は、TreeFoamの十徳ナイフからも起動できます.
    • 上記を含めて、TreeFoamから起動する十徳ナイフのメニューに変更はありません。
    • JAVA gnuplot GUI の使用方法
    • TreeFoamの基本的な使い方はTreeFoamのヘルプメニューから、「使い方」を参照して下さい。(DEXCS2014までは内容が古い物になっていましたが、DEXCS2015では、最新版に対応した内容になっています)
    • TreeFoamに関する情報は、DEXCS公式HPの AboutTreeFoamの記事にまとめてあります。
    • DEXCS2015に搭載のTreeFOAMは、+dexcsSwakとして、上記公式ページに掲載ヴァージョンに対して独自のカスタマイズが加えてあります。範囲を選択_999(008)
    • また、これに関連し、一部の機能が無効になっています範囲を選択_999(009)

 

DEXCS2013 for OpenFOAM(R) リリースノート

DEXCS for OpenFOAM(R) は、OpenFOAMと、これをより簡単・高度に活用できるようにする為の様々なツールをすべてインストール済のオール・イン・ワンパッケージで、誰でも簡単・即使えるようにしたマシンイメージ(isoファイル)です。

範囲を選択_999(280)

DEXCS2013では、

  • OpenFOAMやその他の組み込みツールのヴァージョンアップに対応
  • 初心者向けのランチャーは、ほぼ機能開発が完了したとして、国際化対応に向けての英語版(翻訳は未熟ですが・・・)での動作も可能にした
  • DEXCS2011から搭載するようになった中級者向けツールの機能強化を図りました。

なお、DEXCS2012までは、32/64bit版がありましたが、DEXCS2013からは、64bit版のみです。

インストールと利用法

範囲を選択_161

詳しくはこちら資料はDEXCS2012のものですが、DEXCS2013でも画面イメージが異なるのみで同じです)2013/10/22更新

  • マシンイメージなので、DVDにイメージ書き込みすれば、DVDから起動してそのまま利用することができます。 (DEXCS初体験の人はこのライブDVDとして「まずは使ってみる」方法をお薦めします。)
  • 起動後にインストール機能により、HDD等に直接インストールできる上、使用するユーザー名等を選択することができます。
  • VMWare Playerや、VirtualBox等の仮想環境で起動して、仮想環境を作成することも簡単です。
    • VirtualBoxにインストールする方法は、こちらに詳しく記されています
  • 基本的に、DEXCS2011でやった方法と同じですが、同じやり方が通用しない部分が一部あるので、DEXCS2011の利用経験者はご注意のほど。

同梱プログラム

範囲を選択_999(281)

OSはLinux Mint13

といっても、ベースはUbuntu-12.04なので、アプリケーションのインストール方法などは、ubuntuのそれと全く同じです。違うのはデスクトップのGUI環境だけです。
標準のターミナル、ファイルマネージャ、テキストエディタがubuntuとは異なりますが、DEXCSランチャーやTreeFoamは、ubuntuの標準ツールを使用することを前提に作られているので、ubuntu互換ツールとして起動できるようにしてあります。

その他のドキュメントについて

    • DEXCSランチャーのヘルプメニューを参照下さい。
    • 本当に初めて使う人は、「ランチャーの使い方」-「まずは使ってみる」をご覧下さい。
    • 「ランチャーの使い方」-「形状作成」にて、Swiftツールの使い方を概略説明しています。
    • 「ランチャーの使い方」-「メッシュ」「計算実行」「結果処理」を理解できるようになると、OpenFOAMの基本的なファイル構造を理解できたことにもなります。
    • 以上は動画チュートリアルになっていますが、「フラッシュプレーヤー」を変更して参照することを強くお勧めします。変更方法は、最下段の「フラッシュプレーヤーの変更方法」をご覧ください。
    • TreeFoamの実践的な使用方法

 

OpenFOAMによる熱解析の基礎講座 ~1人1台PC実習付~

講習テキストより

表題の講習会を、来る4月3日に東京、JTC(日本テクノセンター)で実施します。有料で、個人で受講するには、約5万円と少々お高いですが、興味のある方は受講下さい。 ⇒ セミナー申し込みページ

内容は、熱解析の具体例サンプルを同梱したDEXCS for OpenFOAM(R) の特別版を使用して、拙事業で実施している、OpenFOAMの初心者向け体験コースをベースに、この熱解析事例を併せて実習できるようにしたものです。

冒頭のイメージは、テキストの一部を抜粋したものですが、熱解析の事例としては、ヒートシンクをとりあげ、製品カタログに示された実測値との比較も実施しています。